日清食品グループでは、人々の健康増進へ貢献するため、以下の目標を掲げています。
日清食品ホールディングスでは、製品の栄養価をスコア化する弊社独自の栄養プロファイリングシステム「NISSIN-NPS」を開発し、2024年2月より運用を開始しました。「食」を通じた栄養と健康に関する取り組みを加速するため、以下の目標を掲げています。
日清食品ホールディングスは、2021年12月に開催された「東京栄養サミット」に合わせ、世界の「栄養改善」と「持続可能な食料システム」の実現に向けたコミットメントを策定しました。
コミットメント | 進捗 (2024年3月末現在) | |
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1. ウェルネス製品 | 2030年までに、日清食品グループのウェルネス製品の国内販売額を230億円に拡大 | ウェルネス製品の国内販売額: 399億円 |
2. 食物アレルゲン検査 | 2030年までに、アレルゲン推奨表示品目の一斉検査法を開発し、累計10万回以上の検査を実施 | 検査法の開発完了 検査実績: 7460回 (2023年9月から開始) |
3. 代替肉 | 2030年までに、日清食品における即席麺具材「植物性たんぱく質」の国内使用量を年間1,100トンに拡大 | 即席麺具材「植物性たんぱく質」の国内使用量: 774t |
4. 食品廃棄物 | 2030年までに、日清食品グループの国内での流通・販売における廃棄物総量を50%削減 (2015年基準) | 国内物流における廃棄物総量: 51.1%削減 |
日清食品グループの技術・開発・研究の拠点「the
WAVE」は、日清食品グループが成長するためのドライブコアとなる新しい技術を生み出す「グローバルイノベーション研究センター」と、人々の健康を支える食の安全を追求する「グローバル食品安全研究所」の2つで構成さてれいます。
グローバルイノベーション研究センター内に設けた健康科学研究部では、「健康」と「栄養」をテーマとした基礎研究や製品開発を行っています。「健康」の面では、乳酸菌やビフィズス菌などの腸内細菌叢
(ちょうないさいきんそう) の研究に注力し、健康維持に役立つ素材の探索と製品化を進めています。「栄養」の面では、糖や脂質などの食品成分の代謝機構の研究を進め、栄養代謝を改善する素材の研究や製品の開発を行っています。味覚に関する研究に取り組んでおり、「美味しさ」を感じる機構の解明や塩味受容の研究に基づく減塩手法の検討も進めています。なお、当社グループは、法規制上求められる場合を除いて、自社内、外部委託も含めて動物実験を行いません。
日清食品ホールディングスは、腸内環境の改善やエイジングケア、栄養代謝改善に重点的に取り組んでいます。2022年には、「お腹のつらさを和らげ、お腹の調子を整える機能」「健常な中高年の方を対象に、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力 (図形を覚え、思い出す能力)、注意力 (複数の情報から特定の情報に注目する力) を維持する機能」を持つ乳酸菌を発見し、2つの機能性表示食品を発売しました。さらに、新規乳酸菌による養毛効果の臨床試験結果を2023年に日本乳酸菌学会で発表しました。
日清食品グループは、糖質オフや減塩、栄養補助などの健康ニーズに応える製品を開発しています。
たんぱく質15g配合、糖質50%オフ※1、1日分の摂取目標量相当の食物繊維※2を配合
糖質40%オフ※、食物繊維22.0gを配合。
糖質25~30%オフ。1日分の摂取目標量の半分以上の食物繊維※ を配合
1食 (50g) 当たり、糖質60%オフ※、食物繊維10.6gを配合
糖質55%オフ、カロリー45%オフ※、コップ1杯 (180g) 当たり、たんぱく質5.5gを配合
塩分30%オフ※1、1日分のカルシウム&ビタミンD※2を配合
塩分25~30%オフ※
お客さま自身がカップ内側の下線までスープを残すことで、食塩摂取量を調整することができる容器
対象製品:「チャルメラ どんぶり」シリーズ、「評判屋」シリーズなど
塩分30%オフ※
「Healthier Choice Logo (ヘルシアチョイス)※」認定を取得
150mgのカルシウムを配合
4種類のビタミンを配合
生きたまま腸に届く乳酸菌NY1301株を1本 (65ml) 当たり400億個配合
生きたまま腸に届く乳酸菌NY1301株と、8種のビタミン (ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ナイアシン、葉酸) を配合
カラダのバランスを整える力を持つ「リフレクト乳酸菌 (T-21株)」と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素「ビオチン」を配合
1本 (65ml/195ml) 当たり、生きたまま腸に届く乳酸菌NY1301株を600億個配合
2粒当たり、ビフィズス菌N61株を約100億個配合
1粒当たり、ビフィズス菌N708株を約40億個配合
コップ1杯 (180g) 当たり、乳酸菌NY1301株400億個を配合
2本 (65ml×2) 当たり、1日分のグルコサミン※を配合
食前に摂取することで、食事中の脂肪、糖、塩分の便への排出を増やすとともに、食後の中性脂肪や血糖値の上昇を抑え、高めの血圧を下げる