第8弾 2011年7月〜2013年3月
子どもたちに、ひらめくチカラを。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方を中心に壊滅的な被害をもたらしました。「東北の未来を発明しようプロジェクト」では、未来を切り開く創造力、あきらめない心を育んでもらおうと、東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県の小学生とその保護者合計500組1,000名を「カップヌードルミュージアム」に招待しました。
子どもたちに世界の食文化を革新した安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」を体感してもらい、あきらめない心や発明・発見の大切さを感じてもらうことで、復興に向けて力強く生きるエネルギーを養ってもらいました。
子どもたちの元気な声と保護者の方の笑顔が絶えることのない、にぎやかな2日間となりました。初日はあいにくの雨模様でしたが、子どもたちの元気が雨雲を吹き飛ばしたのか、2日目は快晴に。車窓から東京スカイツリーをハッキリ見ることができました。
ほとんどの参加者が、東京や横浜を訪れるのは初めてということで、お台場や中華街、「カップヌードルミュージアム」への訪問をとても楽しんでいました。疲れ知らずの子どもたちは、帰路でも元気いっぱいでした。
暑さにも負けず、子どもたちは訪問した先々で時間いっぱいまで遊びまわっていました。食事の際のあいさつを毎回子どもたちの代表にお願いしたのですが、どの子も元気いっぱい。スタッフも子どもたちから元気をもらいました。
通っている小学校が同じ建物にあるという子どもたちが多く、初対面でもすぐに仲良くなっていました。夏休み中の開催ということもあり、「夏休みの自由研究にするんだ!」と意気込む子どもたちもいました。
寒さが厳しい中での開催でしたが、子どもたちは熱気にあふれていました。「カップヌードルミュージアム」や中華街のあちこちで、「楽しい! 」「もっと遊びたい!」と元気な声が響いていました。
初めて訪れる「カップヌードルミュージアム」に興奮を抑えきれない子どもたち。その元気さと明るさに押され、保護者の方も笑顔が絶えることのない2日間となりました。
あいにくの雨模様でしたが、子どもたちには関係なし。元気にかけまわり、仲間たちと楽しい思い出作りに励んでいました。保護者の方からは、「帰ってからも土産話が尽きませんでした」といううれしい声もいただきました。
みんなで声をあわせて「いただきまーす! 」。ペアになって完成させた手作りのチキンラーメン。バス車内で前後の人と協力したリレーゲーム。子どもたちも保護者の方も、最後まで一体感にあふれた2日間になりました。
全行程がバスによる移動でしたが、子どもたちも保護者の方も元気いっぱい。「たくさんのいい思い出と元気をもらいました」と話してくれた子どもたちの笑顔が印象的でした。
いっぱい食べて、思いっきり遊んだ子どもたちからは「出発日の朝に戻りたい! 」といった声も。子どもたちに負けないくらいに、保護者の方も最後まで楽しんでいました。