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2010.03.26 日清食品ホールディングス

ご参考

当社開発 世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」等の概要について

弊社開発 世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」等の概要について

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO : 安藤宏基) は、野口聡一宇宙飛行士のリクエストに応じ、世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」、「スペース・ブタシャブ」(宇宙食「豚しゃぶ」)、端午の節句用の「スペース・カシワ」(宇宙食「柏餅」) を開発し、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) に提供し、現在、野口宇宙飛行士が滞在されている国際宇宙ステーション (ISS) に運び込まれています。
これらの新たな宇宙食は、3月27日(土) から「アーバンドック ららぽーと豊洲」にて開催されるイベント「インスタントラーメン発明物語 〜安藤百福 生誕百年記念展〜」内「インスタントラーメンを科学しよう」コーナー (*1) において展示されます。

当社の宇宙食開発の取組みは、創業者安藤百福の「人間はどこに行っても、どんな環境でも食べなければならない。宇宙に行っても同じ。」という思いからスタートしました。そして、2005年7月に世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」が野口聡一宇宙飛行士の宇宙食として、スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載されました。
その後も、インスタントラーメンの技術や、その具材の開発で培った乾燥技術などを応用し「うどん」「そば」「焼き鳥」「いなり寿司」「お好み焼き」などの新しい宇宙食を開発してきました。
「スペース・チラシ」は、野口聡一宇宙飛行士のリクエストに応えて開発したもので、国際宇宙ステーション (ISS) にて、困難なミッションに取り組まれる野口聡一宇宙飛行士に、日本食を通じて安らぎを感じていただきたいと考えています。
「ちらし寿司」の技術は、当社がこれまでの商品開発で培った即席米飯開発技術や具材の乾燥技術を応用したものです。国際宇宙ステーション (ISS) で給湯可能な80℃の温度でも、「ちらし寿司」のすし米が早くおいしく戻る様に、炊飯工程、乾燥工程を工夫した新技術を用いました。これにより、従来の乾燥米飯 (α米) は、注湯だけでは復元に20分以上の時間を要するところを12分に短縮しています。また、すし米の味付けにもこだわり、おいしく召し上がっていただけるよう改良を重ねました。

当社は、これからも宇宙飛行士の宇宙での活動を食を通じて応援するとともに、今後宇宙食開発のノウハウを活かして、さまざまな食機会に対応できる簡便性の高い加工食品への応用開発に取り組んでまいります。

*1 「インスタントラーメン発明物語 〜安藤百福 生誕百年 記念展〜」の概要
(1) 名  称 : インスタントラーメン発明物語 〜安藤百福 生誕百年記念展〜
(2) 日  時 : 3月27日(土) 〜 4月4日(日) 10:00〜18:00
(3) 会  場 : アーバンドック ららぽーと豊洲 (東京都江東区豊洲2-4-9)
(4) 実施内容 : [1] 安藤百福のキセキ 〜知恵、工夫、そして情熱〜
[2] インスタントラーメンを科学しよう!
[3] つくろう! わたしのカップヌードル
[4] 発明の瞬間を見てみよう!
[5] 笑顔で食べよう!チキンラーメン
[6] 宇宙食ラーメン特別試食会
(5) 入 場 料 : 無料
※記念展詳細に関するリリースはこちらからご覧下さい

商品概要

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