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2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!

2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!

マーケティング部門 
マーケティング部

S

2022年 入社

Sさん

研究開発部門 食品開発部

F

2022年 入社

Fさん

2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!
2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!

逆境が力になる
前例のないヒット商品はこうして生まれた

台湾の定番朝食である鹹豆漿(シェントウジャン)を、お湯かけ5分のカップライスとしてアレンジした「台湾メシ 鹹豆漿粥」。これまでのカップライスのイメージとはまったく異なる「お粥」という新しいコンセプトでリリースされた本商品は、当初計画の130%の売り上げを達成し大成功を収めることができました。とはいえ開発は順風満帆とはいきません。「類をみない短納期での開発」「新規設備が使えない中での開発」など、多くの課題と向き合ってのリリースとなりました。同じ2022年入社の同期として、マーケティング、開発という異なる立場からプロジェクトに携わった2名に、開発エピソードを伺いました。

2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!

「お粥」という難題に挑戦した
前例のない商品開発

カレーメシなどのカップライスを主力商品とする私たちマーケティング部第7グループの役割は、カップライスをカップめんのような一大市場に成長させること。そのためにも今回は、現状では絶対数の少ない女性ユーザーの獲得を目指して新商品の企画を進めました。その中で、女性にリーチできる新規性があり非日常的なもの、女性を中心に台湾グルメの注目が高まっていることに着目し、決定したコンセプトは「お湯かけ5分で台湾グルメが楽しめる」というものです。そして実際にリリースされた商品が、「台湾メシ 鹹豆漿粥」となります。

実は本商品はプロジェクト開始時から多くの課題がありました。一番の課題はカップライスで「お粥」を表現するための開発の前例やノウハウがなく、想像以上に難しかったことです。その上リリースまでのスケジュールが非常に短く約半年しかなかったため、開発を急ピッチで進める必要があったんです。

2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!

お粥のおいしさを追求するため
妥協なく議論を重ねた

Sさんが商品企画、ブランド企画、プロモーション企画などを進める中、食品開発部の私は具体的な味付けや具材、スープ、包材といったハード面の開発を担当することになりました。「同じ2022年入社で一緒にプロジェクトができる!」という喜びもつかの間、挙げられた課題の大きさに驚きましたね。

一番のハードルは、やはりお粥の表現方法でした。お湯の量を増やすだけではスープのようになってしまい、特有のトロみを表現することができません。またリリースまでの期間を考えると、新設備の導入ではなく既存設備で生産できる必要があります。かなり厳しいミッションでしたが、何度も試食し、仲間と議論を重ねた結果たどり着いた答えは、「お湯を増やすのではなく、お米とスープをつなぐ新素材を導入する」という発想です。これがうまくはまり、特有のトロみと食感を表現することに成功。最高のお粥を作りあげることができました。

2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!

反響の声多数!
売上130%達成の大ヒット商品が誕生

メインとなるお粥を踏まえて、味わいや質感をより良くしていくために、多くの議論を重ねて完成にこぎつけました。プロジェクト当初は課題の多さに先が見えない思いでしたが、段々と私たちが求めるお粥ができあがる過程は本当に感動しましたね。

Fさんはじめ、多くの仲間の協力のもとリリースされた「台湾メシ 鹹豆漿粥」は、当初計画の130%の売り上げを達成し大成功を収めることができました。とくに本製品の購買層の多くは女性ユーザーで、狙い通りの効果につながったことも大きな成果だと感じています。「台湾の朝の風景を感じさせるデザインが素敵です」「本当に美味しくてビックリ!思わず箱買いしました」「これが初めてのカップライスでした」といった反響の声を多数いただけて嬉しかったですね。

2022年入社の2人が生み出した、売上130%達成の大ヒット商品!

企画、開発、そして新しい力が
さらなるヒット商品を生み出す

直近の目標は、マーケティングを通して「台湾メシ」を市場に浸透させて、シェアを拡大できるよう、ブランドを育てていくことです。一方で、お米の可能性を広げる新商品リリースに向けても動き出したいと思っています。お米という食材をどう活かすのか、女性が喜ぶメニューは何なのか、考える余地はまだまだあります。台湾はもちろん、他の地域にもまだまだおいしいごはんは多いので、広大な地を巡りながら企画を練っていきたいですね。

開発としては、マーケティングの素晴らしい企画が実現できるように、新技術の開発を通してサポートすることが使命です。そして食品開発部には、その期待に応えられるだけの技術や知見を持ったプロの仲間が集っています。ここに新しい仲間の力が加われば、さらに優れた開発環境となることは間違いありません。新しいアイデアと私たちのナレッジが掛け合わさることでどんな商品が生まれるのか、今から楽しみです。