2018.10

日清食品の「関西工場」が本格稼働を開始

日清食品は滋賀県栗東市に西日本の新たな生産拠点「関西工場」を新設した。本生産を開始した10月1日、看板商品の「カップヌードル」を初出荷し、記念の出発式を行った。関西工場は築45年の滋賀工場に替わる新たな生産拠点で、IoTとロボット技術を駆使した「次世代型スマートファクトリー」を目指し、以下の4つをコンセプトに建設した。
①柔軟に変化を持ち続け、いつまでも日清食品の主力の工場であること
②世界中の食品工場の手本となるモデル工場であること
③お客さまに安全・安心を実感していただくショールーム化した工場であること
④従業員が誇りを持って働けること

さまざまな工夫が施される中で特筆すべきは、「NASA (Nissin Automated Surveillance Administration) 室」と呼ばれる集中監視・管理室である。約700台のカメラを使用し、製造工程15カ所からあらゆる情報を収集して品質を徹底管理することで、不良品発生率を100万分の1以下に抑えている。関西工場は、「工場自体が効率化を考え自律的に動く工場」「世界中の日清食品グループの工場をつなぎNASA室から遠隔管理・製造指示できる工場」を目指し、これからも進化を続けていく。

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