お知らせ
LGBTQに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標2021」
日清食品ホールディングスが最高評価「ゴールド」を2年連続で受賞!
日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、LGBTQ*1などの性的マイノリティに関する企業や団体の取り組みを評価する指標「PRIDE指標2021」において、最高評価である「ゴールド」を2年連続で受賞しました。
日清食品グループは、多様な属性や価値観を持つ社員を組織に迎え入れ、包摂していく「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進しています。LGBTに関しては、正しい知識の習得を目的とした研修やeラーニング動画の配信などを行っており、2020年12月にはタレントのはるな 愛さん、NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表の松中 権 (ごん) さんをお招きし、LGBT当事者ならではの体験談をお話しいただく社内向けトークショーをオンラインで開催しました。また、全国の事業所や工場などに個室更衣室やユニバーサルトイレを設置するなど、トランスジェンダーのための環境整備を進めています。こうした取り組みが評価された結果、「PRIDE指標2021」の最高評価である「ゴールド」を受賞しました。
日清食品グループは、これからも多様な社員を受け入れ、個々の能力を存分に発揮できる職場環境づくりに取り組んでいきます。
*1 Lesbian (レズビアン、女性同性愛者)、Gay (ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual (バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender (トランスジェンダー、性別越境・性別違和)、Queer / Questioning (クイア / クエスチョニング、性的指向や性自認が不明確な人) の略。
*2 LGBTQに関するダイバーシティマネジメントの促進と定着を支援する任意団体。
[URL] https://workwithpride.jp/
日清食品グループのLGBTに関する主な取り組み
- (1) 方針の策定
- 日清食品グループは、LGBTを含めたあらゆる属性への差別とハラスメントを禁止しています。(2020年度より、「人権方針」および「就業規則」「臨時従業員就業規則」の服務規律において、その旨を明示。)
- (2) 理解の促進
- LGBTに関する正しい知識の習得を目的として、役員を対象とした研修や、従業員*3に向けたeラーニング動画の配信、ハンドブックの制作および配布を行っています。2020年12月には、タレントのはるな 愛さん、NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表の松中 権さんをお招きし、LGBT当事者ならではの体験談をお話しいただく社内向けトークショーをオンラインで開催しました。さらに、LGBTの理解者・支援者であるアライ (Ally) を増やすことを目的として、株式会社アウト・ジャパンが主催する「LGBT-Allyプロジェクト*4」に参画しています。
- (3) 福利厚生制度の整備
- 同性パートナーシップ制度利用者および事実婚の方も、所定の手続きにのっとって申請することで、慶弔金、慶弔休暇、住宅手当などの福利厚生が受けられます。
- (4) トランスジェンダー向けの環境整備
- 通称名の使用許可、採用時エントリーシートの性別欄の削除、性別適合手術を受ける際の失効年次有給休暇の取得許可、健康診断の個別対応などの環境整備をしています。また、日清食品の主要拠点8カ所 (東京本社を含む全国の事業所や工場など) にユニバーサルトイレを、日清食品の工場5カ所に個室更衣室を配備しています。
- (5) 相談窓口の設置
- 当事者および当事者以外の方でもLGBTに関する質問、要望を相談できる窓口を社内外に設置しています。
*3 日清食品籍の社員 (日清食品ホールディングス、日清食品チルド、日清食品冷凍などへ出向している社員を含む)。
*4 LGBT総合マーケティング会社である株式会社アウト・ジャパンが主催する、アライを増やすことを目的としたプロジェクト。全国各地のLGBT関連イベントへのブース出展や、参画企業とのオンラインイベントを実施しています。
[URL] https://www.outjapan.co.jp/service/ally_project/