日清食品グループ

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2021.12.06 日清食品ホールディングス

お知らせ

日清食品ホールディングスが「東京栄養サミット2021」の開催に合わせて
"栄養改善" と "持続可能な食料システム" の実現に向けたコミットメントを策定

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、2021年12月7日(火)と8日(水)に開催される「東京栄養サミット2021」(主催:日本政府) に合わせて、"栄養改善" と "持続可能な食料システム" の実現に向けたコミットメントを策定しました。

飢餓や貧困による低栄養が根強い課題である一方、先進国や途上国の区別なく、過栄養や栄養の偏り、気候変動、食品ロスなどが地球規模の課題となっています。栄養状態の改善は、保健分野だけにとどまらず、農業や流通、水・衛生、ジェンダーなど多くの分野と関連しているため、各分野が連携して栄養改善を進める必要があります。
12月に開催される「東京栄養サミット2021」では、各国政府、国際機関、企業、市民団体などのリーダーが、健康・食・強靱性をテーマに世界の人々の栄養改善について幅広く議論し、今後の行動の方向性について共通認識を深めます。また、世界の栄養改善に向けて実効性のある目標を設定するため、多様な関係者が、自らが実践する内容を誓約 (コミットメント) としてまとめて発表し、その達成度合いを世界全体で確認し合う体制を作っていきます。
日清食品グループは、創業者・安藤 百福 (あんどう ももふく) から受け継ぐ「美健賢食 (びけんけんしょく)」の精神に基づき、空腹を満たし、味覚を満足させるだけではなく、美しい体をつくり健康を維持することも、食品の持つ大切な機能だと考えています。創業当時から食品の機能性を追求し続け、現在はグローバルイノベーション研究センターの「健康科学研究部」において、栄養と健康、生体調節機能をテーマとした最先端の研究開発に取り組んでいます。
今回、弊社は「東京栄養サミット2021」の開催に合わせて、"栄養改善" と "持続可能な食料システム" の実現に向けたコミットメントを策定しました。今後も、栄養と健康に関する取り組みをさらに加速させていくとともに、人類を「食」の楽しみや喜びで満たすことを通じて社会や地球に貢献する「EARTH FOOD CREATOR」として、持続可能な社会の実現に努めていきます。

日清食品グループのコミットメント

(1) ウェルネス製品
全製品の健康・栄養性の向上を目指します。さらに、2030年までにウェルネス製品の当社グループ国内販売額を230億円に拡大させ、人々の健康増進へ貢献します。
(2) 食物アレルゲン検査
2030年までに、アレルゲン推奨表示品目に関し、精度を高めつつ一斉に検査できる新規法を開発します。本法を普及させ、累計10万回以上の検査を実施し、食の安全性と食料供給の確保へ貢献します。
(3) 代替肉
2030年までに、日清食品における即席麺具材「植物性たんぱく質」の国内使用量を年間1,100トンに引き上げ、代替肉の活用を進め、持続可能な食料システムの構築へ貢献します。
(4) 食品廃棄物
2030年までに、日清食品グループの国内での流通・販売における廃棄物総量を2015年換算から50%削減することで、持続可能な食料サプライチェーンの構築に貢献します。

「栄養サミット」とは

各国政府、国際機関、企業、市民団体などのリーダーが、健康・食・強靱性をテーマに世界の人々の栄養改善について幅広く議論し、今後の行動の方向性について共通認識を深め、世界の栄養課題解決に向けた取り組みを推進することを目的とした国際会議です。
オリンピック・パラリンピック競技開催国が主催することが慣行となっており、第一回 (2013年) のイギリス (ロンドン)、第二回 (2016年) のブラジル (リオ・デ・ジャネイロ) に続き、第三回となる「東京栄養サミット2021」が12月7日(火)と8日(水)に東京で開催されます。
[東京栄養サミット2021 公式サイト] https://n4g-tokyo2021.jp/
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