日清食品グループ

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2022.01.31 日清食品ホールディングス

お知らせ

植物肉開発で業界をリードするフードテックスタートアップ「DAIZ (ダイズ)」へ出資

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、DAIZ株式会社 (社長:井出 剛、以下DAIZ) へ出資しました。プラントベースの「カップヌードル」など、植物由来の原材料だけを使用した即席麺の開発や、最新の分子栄養学に基づく「完全栄養食メニュー」における「植物性たんぱく質」の利用拡大など、グリーンな食材の活用を通じて "新たな食の創造" と "環境問題の解決" に取り組んでいきます。

グリーンな食材を活用した健康的でおいしい製品開発を加速
日清食品グループでは、2020年4月に環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指したさまざまな取り組みを強化しています。中でも、調達原料が排出する温室効果ガス削減を重要施策に位置づけ、温室効果ガス排出の少ないグリーンな食材を活用した製品開発を活動テーマの一つとして取り組んでいます。
また、2021年12月に開催された「東京栄養サミット2021」では、弊社の子会社である日清食品が即席麺製品の具材として使用している「植物性たんぱく質」について、国内における使用量を2030年までに年間1,100トンへ引き上げることをコミットメントとして発表しました。
さらに、弊社グループの新規事業として推進している最新の分子栄養学に基づいた「完全栄養食」のメニュー開発においても、「植物性たんぱく質」の利用を拡大していく予定です。

出資の概要

味や機能性を自在にコントロールして旨味や栄養価を増大させる大豆の発芽技術や、肉本来の弾力と食感を再現するノウハウなど、DAIZは植物肉開発について高い技術力を有していることから、"新たな食の創造" と "環境問題の解決" に向けて、グリーンな食材を共に作り上げていくパートナーと位置づけ、出資することとしました。

出資金額: 500,060,000円
契約締結日: 2022年1月26日
出資実行日: 2022年1月31日

DAIZについて

温室効果ガスの増加による地球温暖化と世界的な人口の増加による「たんぱく質」不足が社会課題となっている中、「植物肉で世界へ」を理念に掲げ、「落合式ハイプレッシャー法」をコア技術として植物肉「ミラクルミート」をはじめとした発芽大豆由来の植物性食品の研究開発・生産を行っています。

会社名: DAIZ株式会社
創業年月: 2015年12月1日
資本金: 1,025,087,500円
代表者: 代表取締役社長 井出 剛
本社所在地: 〒860-0812 熊本市中央区南熊本5-1-1 テルウェル熊本ビル4F

「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」について

2020年4月に策定した日清食品グループの環境戦略で、地球資源を取り巻く環境の保護と資源の有効活用に挑戦する「資源有効活用へのチャレンジ」と、日清食品グループの事業活動全般におけるCO2排出量削減に挑戦する「気候変動問題へのチャレンジ」の2つを柱としています。
[URL] http://nissin.com/efc2030

日清食品グループのコミットメントについて

2021年12月7日と8日に開催された「東京栄養サミット2021」に合わせて、"栄養改善" と "持続可能な食料システム" の実現に向けたコミットメントを策定し、発表しました。

(1) ウェルネス製品
全製品の健康・栄養性の向上を目指します。さらに、2030年までにウェルネス製品の当社グループ国内販売額を230億円に拡大させ、人々の健康増進へ貢献します。
(2) 食物アレルゲン検査
2030年までに、アレルゲン推奨表示品目に関し、精度を高めつつ一斉に検査できる新規法を開発します。本法を普及させ、累計10万回以上の検査を実施し、食の安全性と食料供給の確保へ貢献します。
(3) 代替肉
2030年までに、日清食品における即席麺具材「植物性たんぱく質」の国内使用量を年間1,100トンに引き上げ、代替肉の活用を進め、持続可能な食料システムの構築へ貢献します。
(4) 食品廃棄物
2030年までに、日清食品グループの国内での流通・販売における廃棄物総量を2015年換算から50%削減することで、持続可能な食料サプライチェーンの構築に貢献します。
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