お知らせ
持続可能な社会の実現に向けた日清食品グループの新たな挑戦!
「ネイチャーポジティブ」を推進し、2050年「カーボンニュートラル」を目指す
日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、森林破壊などによる自然や生物多様性の減少をプラスに回復させる「ネイチャーポジティブ (Nature Positive)」に向けた活動を推進し、2050年までにCO2の排出量と吸収量を "プラスマイナスゼロ" にする「カーボンニュートラル」の達成を目指します。
近年、企業におけるCO2排出量削減の取り組みは、サプライチェーン全体を巻き込んで強化していくことが求められています。また、生物多様性が重視される中、「ネイチャーポジティブ」は「カーボンニュートラル」に続く国際的なテーマとして、次の世界目標に位置付けられようとしています。
日清食品グループは、製品に使用する植物性食品*1の割合を拡大するなど、原材料に関する環境負荷の低減や、生産工程で廃棄される食材のアップサイクル*2による資源の有効活用、即席麺の製造に使用するパーム油の生産地における森林再生活動*3など、「ネイチャーポジティブ」に向けたさまざまな活動に取り組み、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の達成を目指すことを宣言します。
日清食品グループは、気候変動対策に加え、生物多様性の保全と回復を重要な経営課題に位置付け、これからも持続可能な社会の実現に努めていきます。
*1 植物に由来する食品で、穀類、芋、豆、野菜、キノコ、果実、海藻類や、それらを加工した食品のこと。動物に由来する食品に比べ、生産過程での環境負荷が少ないといわれている。
*2 本来捨てられるはずだった物に新たな付加価値を与え、別の物として再利用すること。
*3 森林破壊や森林伐採により減少しつつある森と林を、光を入れるための間伐、林木育苗や植林などを通じて意図的に回復させること。