お知らせ
「プラントベースうなぎ」の開発に成功
日清食品の最新フードテクノロジーで "うなぎの蒲焼" を再現!
豊かな日本の食文化を守る 「プラントベースうなぎ」 の開発に成功
日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、動物由来原料を一切使用せずに "うなぎの蒲焼" の食感や見た目、風味を再現した「プラントベースうなぎ」の開発に成功しました。
サステナブルな "うなぎの蒲焼"
研究の背景、目的
一方、ウナギの養殖は天然資源 (稚魚であるシラスウナギ) に依存しています。近年、シラスウナギの漁獲量は減少傾向にあり*2その価格が高騰していることから、市販されるうなぎの価格も上昇しています。さらに、ウナギを卵から育てる完全養殖は、技術的に確立されているもののコストの問題が解決されておらず、実用化には至っていません。そのため、このままでは「うなぎを食べる」という日本の食文化が失われてしまう可能性があります。
また、弊社では "栄養改善" と "持続可能な食料システム" の実現に向けたコミットメントを「東京栄養サミット2021」に合わせて策定しました。豊かな日本の食文化を守ることを目的とした「プラントベースうなぎ」の開発と商品化を進めることで、"持続可能な食料システム" の構築へ貢献します。
研究の成果
*2 減少の要因は特定されていないものの、海洋環境の変化や生息環境の悪化などが水産庁によって指摘されています。
*3 「動物由来原料を使用しないウナギ様食品及びその製造方法」として特許登録済み。