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2007.06.28 日清食品

お知らせ

宇宙食ラーメンの「宇宙日本食」認証取得について 〜国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙食として活用〜

宇宙食ラーメンの「宇宙日本食」認証取得について〜国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙食として活用〜

日清食品株式会社(社長:安藤宏基)が開発した宇宙食ラーメンが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって「宇宙日本食」として認証されましたので、お知らせいたします。

「宇宙日本食」認証制度は、2006年12月5日にJAXAより認証基準が発表されたものであり、日清食品からは宇宙食ラーメン3品を申請し、厳しい安全・品質基準による審査を経て、本日認証されました。宇宙日本食としての認証により、宇宙食ラーメンはJAXAが管理する国際宇宙ステーション(ISS)食品リストに加えられ、ISSに滞在する宇宙飛行士が希望した場合に、ISSで宇宙食として活用される事となります。

日清食品は、創業者安藤百福の強い思いにより、2001年より宇宙食ラーメンの開発を進めて参りました。世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」はJAXAと共同で開発され、2005年7月に野口聡一宇宙飛行士の宇宙食として、米国航空宇宙局(NASA)スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載されております。

今回認証を受けた宇宙食ラーメンも「スペース・ラム」と同様に、微少重力(無重力)空間でもスープが飛び散らないように粘度を高めたほか、ISSやスペースシャトル内で給湯可能な70℃のお湯でも湯戻し可能な麺を採用しました。また、一本一本の麺が飛び散らないように、湯戻し後も形状を保持する一口大の塊状麺(特許取得)を採用するなど、今までに培った弊社の技術が随所に活かされています。

現在、米国、ロシア、日本をはじめとする15カ国で建設が進められているISSに組み立て予定の日本実験棟「きぼう」内では様々な活動が予定され、その成果が期待されております。日清食品は日本の宇宙開発を「食」の面から支援していきたいと考えます。

日清食品では、今後、宇宙食開発のノウハウを活かして、さまざまな食機会に対応できる簡便性の高い加工食品への応用開発に取り組んでまいります。

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