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2007.07.17 日清食品

お知らせ

新潟県中越沖地震被災地へ救援物資の緊急提供と給湯機能付き「チキンラーメン号」を派遣

日清食品 新潟県中越沖地震被災地へ救援物資1万1千食を緊急提供および給湯機能付き「チキンラーメン号」を派遣

日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、7月16日(月)に発生した「2007年新潟県中越沖地震」の被災地に向けて、まず1万1千食の救援物資「カップヌードル」を提供。加えて、給湯機能付きキッチンカー「チキンラーメン号」を2台派遣し、支援活動を行うことを決定いたしました。

「チキンラーメン号」は、給湯機能付きのキッチンカーで、お湯を沸かすことができるため水道、ガスが止まっている地域でも温かい「カップヌードル」等を提供することができます。インスタントラーメンは、救援物資として高い評価を受けており、過去、1995年の阪神淡路大震災、2004年の新潟県中越地震においても救援活動を行いました。

災害発生から現在までの対応

7月17日(火)
◆無償の救援物資として「カップヌードル」を、柏崎市に1万食、刈羽村に1千食、合計1万1千食を本日着で緊急輸送。
◆チキンラーメン号は、キャンペーンの予定をキャンセルして北海道、および静岡からそれぞれ新潟県に向け移動を開始。静岡からの1台は、本日夕方に新潟に到着。その後、長岡市内で水とカップヌードルを積み込みます。新潟県災害対策本部と連携し、被災者の 皆さまに温かいカップヌードルを提供する予定です。なお、北海道からのチキンラーメン号は18日(水)、15:30に新潟入りの予定。

「チキンラーメン号」とは

給湯設備を備え、主に量販店、イベント会場などで即席めんを試食いただけるように改造した特殊車両です。1994年に活動を開始し、西日本で主に活動する1号車と、東日本で主に活動する2号車の計2台あり、給水タンク、お湯を沸かす機能を単独で持っています。
チキンラーメン号の給湯能力は2台で1日当たり、カップヌードルで最大約3600食を提供することができます。

1号車:長さ488cm幅188cm高さ296cm (トヨタクイックデリバリー4WD改造車)
2号車:長さ485cm幅190cm高さ296cm (トヨタクイックデリバリー4WD改造車)

《ご参考》インスタントラーメンのこれまでの救援活動

日本国内海外
1990年経済危機に直面した旧ソ連へ、カップめん10万食を食糧援助(※)
1991年雲仙普賢岳の大火砕流による被災者を支援経済危機で食糧不足のロシアに50万食のインスタントラーメンを援助(※)
1995年阪神淡路大震災に際してカップめん100万食を寄贈阪神淡路大震災に際して、インスタントラーメン16万1千食を寄贈(※)
1997年ロシアタンカー「ナホトカ号」沈没による日本海重油流出事故のボランティアに対する支援
1999年インドネシア政府を通じ、インドネシアの内紛被害者に約10万USドル相当の袋めんを寄贈(※※)
台湾中部大地震の被災者に7万5千食のインスタントラーメンを援助(※※)
2000年北海道有珠山噴火による被災者に対してカップめん1万7千食を寄贈三宅島復興に向けて、東京都に義援金1千万円を贈呈(※)
2001年タイ政府を通じ、タイの生活困窮者に袋めん3百万食を寄贈(※※)
2004年新潟県中越地震の被災者に対してカップめん1万1千食を寄贈新潟県中越地震被災地へ5万食のカップめんの提供、義援金1千万円を贈呈(※)
中国「宋慶齢基金」にインスタントラーメン2百万食を寄贈(※※)
スマトラ沖地震およびインド洋津波被災者に2万ドル分(約20万食)のインスタントラーメンを援助(※※)
2005年台風14号に際して下関市にカップめん2千5百食を提供アメリカのハリケーン「カトリーナ」および「リタ」の被災者に対し、カップめん5万2千8百食を寄贈(※※)
パキスタン地震の被災者にカップめん10万7千食を寄贈(※※)
2006年韓国赤十字社へ、インスタントラーメン15万6千食を寄贈(※※)
インドネシアジャワ島地震の被災者に対し18万6千食を寄贈(※※)
フィリピンルソン島の台風被災者に対し、インスタントラーメン10万食を寄贈(※※)

(※) 社団法人日本即席食品工業協会加盟各社との連携による救援活動
(※※) 世界ラーメン協会加盟各社との連携による救援活動
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