日清食品（株）　食品安全研究所新設について

日清食品中央研究所（滋賀県草津市）では、従来、食品安全センターで集中管理方式による商品の品質保証を実施、「GMO(遺伝子組換え)関連自主検査体制の確立」「BSE(狂牛病)問題に関する当社製品の安全性確認」「アレルギー物質の研究および原材料表示に関する情報提供」「残留農薬の分析」などの研究に取り組むほか、食中毒菌群の一括検査キットの開発に成功するなど、食品の安全性に関する研究業務を行ってきました。
６月２７日に新設される「食品安全研究所」は、この食品安全センターの機能に、ISO取得や、ゼロエミッションに向けた取り組みなど環境対策を行う生産管理部門の機能を統合させ、食品の安全性に対し、消費者の視点に立って品質管理体制を強化する事を目的としています。
所員は、約６０名の専門スタッフで構成され、消費者対応と意思決定を迅速に行うため社長直轄部門とします。
なお、研究の拠点は滋賀県草津市で、主な施設は中央研究所の設備をひきつづき活用していく予定です。
また、中央研究所は今後、食品開発部門を中心に新規商品の開発に特化した研究機関となります。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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