日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、45〜50才代という人口のボリュームゾーン(エルダーマーケット)に向け、「上質な大人のラーメン」をキーワードとする、大人の嗜好に応える上質な上湯スープとこだわりの寒熟麺が特徴の「日清 上湯麺　ほぐし鶏ネギそば 塩味」と「日清 上湯麺　直火焼チャーシュー麺 醤油味」の2品を10月6日(月)より、関東甲信越地区を皮切りに順次新発売いたします。

開発の意図

平成14年度のインスタントラーメンの総需要は53億食で、ここ数年は微増状態にあります。またカップめんの主なヘビーユーザーは、男子中学生、高校生、大学、独身社会人で、結婚を機に喫食の頻度が低下するという傾向にあります。そこで今回、即席麺の総需要の拡大を図るため一度カップめん離れしたユーザーを再取り込むことを狙い、エルダー世代と呼ばれる45〜50才代に向けた大人のカップめんを開発しました。カップめん市場は、現在、こってり系スープが主流にありますが、エルダー世代はこってり系からあっさり系に嗜好が変化しており、これがカップめん離れの原因のひとつとなっています。弊社では、この嗜好の変化に対応したカップめんを開発し市場に投入することにより、インスタントラーメンの総需要の活性化を図ります。

商品コンセプト

一番だし「上湯スープ」で「寒熟麺」を味わう、大人の流儀。

メインターゲット

45〜50代の、人口のボリュームゾーン(エルダーマーケット)

商品特徴

大人の嗜好に応える贅沢なラーメンの実現のために、上質なスープと麺を採用しました。それが「上湯スープ」と「寒熟麺」です。
中国ではスープのことを湯(タン)といい、中でも、旨味の強い上質な一番だしでつくった澄んだスープを上湯(シャンタン)といいます。当社では、厳選した鶏を丸ごとコトコトと時間をかけて煮立て取り出した一番だしを使用して、あっさりしながら深みのあるスープを開発しました。
そして上質の麺を実現するために、今回、開発したのが「寒熟麺」です。これは、ゆでた麺を低温でじっくり熟成させて乾燥させる日清独自の技術でつくりあげた上質な麺で、従来のノンフライめんに比べ、小麦粉独自の風味と張りと弾力があり、湯のびしにくいことがこの麺の特徴です。麺にこだわる大人が納得する、最後までコシのある麺です。

1.「日清 上湯麺　ほぐし鶏ネギそば 塩味」
(1)スープ
丸鶏をコトコトと炊き出して作られた一番だし上湯スープの旨味を活かしながら、さっぱりとして深みとコクのある塩味スープに仕上げました。
(2) め　ん
ゆでた麺を低温でじっくり熟成させてつくる日清独自の「寒熟麺」。小麦粉独特の風味と、張りと弾力のある湯のびしにくいめんです。
(3) 具　材
ひとつひとつ手でほぐしたやわらかな鶏肉。シャキシャキとした食感の短冊ネギ、　　
青ネギにクコの実が入り美味しさを一層引き立てます。

2.「日清 上湯麺　直火焼チャーシュー麺 醤油味」
(1) スープ
丸鶏をコトコトと炊き出して作られた一番だしの上湯スープの旨味を大切に、すっきりとしながら深みのあるコクのある醤油スープに仕上げました。
(2) め　ん
ゆでた麺を低温でじっくり熟成させてつくる日清独自の「寒熟麺」。小麦粉独特の風味と、張りと弾力のある湯のびしにくいめんです。
(3) 具　材
手造りの大きくて厚みのある高品質直火焼チャーシューにシャキシャキ食感の青ネギ、メンマが入り、醤油スープと絶妙にマッチします。

パッケージデザイン

白の布地に金色の刺繍で「上湯麺」をあしらい、さらに大理石デザインで高級感を演出します。

● 広告展開
「日清　上湯麺」の顔に宇崎竜童さんを起用。大人の風格を漂わせながらこれまでになかった大人世代のラーメンの誕生をアピールしていきます。

商品概要