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2018.05.07 日清食品ホールディングス

お知らせ

日清食品ホールディングスが長野県、長野県小諸市、安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センターと「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、長野県、長野県小諸市、安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター (以下、安藤百福センター) と「生物多様性保全パートナーシップ協定」を2018年5月12日(土)に締結します。

日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤 百福 (あんどう ももふく) の志を継ぎ、50年間に100の社会貢献を行うCSR活動「百福士プロジェクト」を2008年から実施しています。その第19弾として2017年11月からスタートした「小諸絶滅危惧種ビオトープ プロジェクト」は、生態系の保全、生物多様性の向上を目的として、日清食品グループ社員が長野県小諸市にある安藤百福センターの敷地内にビオトープ* を作り、小諸市に生息する絶滅危惧種の昆虫が住みやすい環境を整えていく活動です。
今回、日清食品ホールディングスは、小諸市内に生息するチョウなどの昆虫を始めとした絶滅危惧種の保護対策をより一層推進するため、長野県、長野県小諸市、安藤百福センターと「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結します。これにより、生態系および生物多様性の保全をはじめ、地域社会への貢献、持続可能な社会の実現へ向けた体制構築に連携して取り組んでいきます。
なお、締結式は、5月12日(土)に安藤百福センターで開催される小諸ツリーハウスプロジェクト「森の生きものがたり」において、長野県副知事や小諸市長らをお招きして行います。

* その中で餌を採り、休息をし、産卵するなど、地域の野生の生きものたちが生息、生育する空間が自然に成り立っている場所のこと。

百福士プロジェクト第19弾「小諸絶滅危惧種ビオトープ プロジェクト」について

長野県には、県内とその周辺地域にのみ生息、生育している固有種が数多く存在し、種や生態系レベルで高い多様性が見られる一方、「長野県版レッドリスト (動物編) 2015年」(絶滅のおそれのある野生生物のリスト) では、絶滅危惧種614種を含む計774種のうち昆虫類が586種を占め、多くの昆虫の生息、生育が脅かされています。そこで、日清食品グループ社員が長野県小諸市にある安藤百福センターの敷地内にビオトープを作り、小諸市に生息する絶滅危惧種のチョウをはじめとする昆虫が住みやすい環境を整えていく「小諸絶滅危惧種ビオトープ プロジェクト」を2017年11月からスタートしました。完成後は、ビオトープを訪れた方々にそこで見つけた昆虫の写真を撮影してもらい、合計100種のデジタル昆虫図鑑を制作していきます。

「生物多様性保全パートナーシップ協定」について

長野県ではさまざまな市民団体が自然環境の保全活動を行っていますが、多くの団体は活動資金やマンパワーの面で課題を抱えており、積極的な活動を展開できずにいます。「生物多様性保全パートナーシップ協定」は、市民団体と企業、学校などが協働する自然環境の保全活動をより推進するために2015年からスタートした制度で、現在までに本件を含む14の協定が締結されています。

「生物多様性保全パートナーシップ協定」締結式について

(1) 日時:2018年 5月12日(土) 11時10分~11時25分
(2) 場所:安藤百福センター (長野県小諸市大久保1100)
(3) 出席者:長野県副知事 中島 恵理、長野県小諸市市長 小泉 俊博、安藤百福センター センター長 中村 達、日清食品ホールディングス 執行役員・CCO 上村 成彦
(4) 備考:締結式は、小諸ツリーハウスプロジェクト「森の生きものがたり」のオープニングセレモニー終了後に行います。

小諸ツリーハウスプロジェクト「森の生きものがたり」について

公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団が安藤百福センターで展開している「小諸ツリーハウスプロジェクト」は、自然とアートが共鳴する、全く新しいコンセプチュアルな空間を創造する活動です。その一環として開催するイベント「森の生きものがたり」では、木工教室、音楽ライブ、飲食ブースなどのほか、今回からビオトープの植栽や昆虫撮影会など“昆虫”をテーマとしたさまざまな企画を実施する予定です。

「百福士プロジェクト」について

日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤 百福 (あんどう ももふく) の志を継ぎ、50年間に100の社会貢献を行うCSR活動「百福士プロジェクト」を2008年から実施しています。江戸時代、外交使節団の代表を「正使」といい、正使の下で働く人を「副使」と呼んだ故事にならい、安藤 百福の志を継ぐ社員を「百福士 (ひゃくふくし)」と名づけました。「百福士プロジェクト」は、「創造」「食」「地球」「健康」「子供たち」という5つのテーマを活動ドメインとしています。

「安藤百福記念 自然体験活動指導者養成センター」について

公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団が、子どもたちの自然体験活動を推進するための人材育成やアウトドア活動の普及を目的として長野県小諸市に設立した施設です。
竣工:2010年5月21日
所在地:長野県小諸市大久保1100
設計者:隈(くま) 研(けん)吾(ご) (東京大学大学院教授)
設備:宿泊室 (44名)、カンファレンスホール (最大200名)、会議室、食堂、散策路ほか
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