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2019.06.05 日清食品ホールディングス

お知らせ

「日本TCGF」におけるプラスチック廃棄物問題への取り組みについて 〜「プラスチック廃棄物問題」に対するポリシーを策定〜

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、消費財流通業界の企業が主体となって2011年8月に立ち上げた「日本TCGF」に参加し、日本国内での非競争分野における共通課題の解決に向けて活動しています。このたび、「日本TCGF」の共通課題として「プラスチック廃棄物問題」を新たに取り上げ、取り組みを推進していくこととなりました。そこで、今後の活動の礎となる「プラスチック廃棄物問題」に対するポリシーを下記の通り策定しました。

「プラスチック廃棄物問題」に対するポリシー

持続可能な社会を実現し、次世代に豊かな環境を受け継いでいくことが、今、地球規模で求められています。
その実現に向け課題となる、プラスチック廃棄物に関して、我々日本TCGFは、消費者の皆さまのより良い暮らしの実現と、環境を両立させながら、今までに培った環境対応技術の一層の普及と、更なる技術革新により、「3R*」を徹底するべきであると考えます。
また、再生不可能な資源への依存度を減らし、再生可能資源に置き換えるとともに、使用された資源を適切に回収し、循環利用する社会システムの構築にイニシアティヴを発揮していきます。
その為、日本TCGFは、プラスチック廃棄物問題に対し、主に日本国内において、次の活動を進めていきます。

1. 日本TCGF参加企業間で、まずプラスチック廃棄物に関する認識を共有し、各社において「3R」を軸とした対策を講じ、遂行していきます。また、各社の事業活動に従事する全ての人々へ、廃棄削減の意識向上と廃棄物の適正処理を呼びかけ、推進していきます。
2. 政府、団体、業界、地域、消費者の皆さまと、「3R」の推進と循環利用する社会のシステム構築に向けた連携協働や、各種機会の創出を行っていきます。

*「3R」:リデュース (Reduce)、リユース (Reuse)、リサイクル (Recycle) の3つのRの総称。

「日本TCGF」とは

消費財流通業界の日本企業が主体となり、国内での非競争分野における共通課題の解決に向けて、製造業・卸売業・小売業が協働し、立案、実行する団体です。2011年3月の東日本大震災からの一刻も早い復旧・復興と新しい日本のかたちづくりを目指し、同年8月に設立しました。現在に至るまで、消費者の皆さまのより良い暮らしを実現することを目的とし、活動しています。

※「日本TCGF」は、「TCGF (The Consumer Goods Forum)」の理念に共鳴した企業が参加し、日本において活動する独自の団体であり、「TCGF」の日本事務所である「The Consumer Goods Forum, Japan」とは別の団体です。

「TCGF」とは

世界70カ国からおよそ400社に及ぶ、グローバルな消費財流通業界の経営トップが参加し、非競争分野において協調的な改善を実現する団体です。2009年6月に「CIES-The Food Business Forum (国際チェーンストア協会)」を中心とし、「Global Commerce Initiative (GCI、標準化推進団体)」、「Global CEO Forum」という3つの組織が合併し、設立されました。
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