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2004.11.12 日清食品

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日清食品株式会社 「日清上海食品安全研究所」設立について

日清食品株式会社「日清上海食品安全研究所」設立について

日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、中国から輸入する原材料の安全性を確保することを目的に、中国・上海市に「日清上海食品安全研究所」を設立いたします。

弊社では、消費者の視点に立って製品の品質・安全性を確保するために、2002年6月、「食品安全研究所」(滋賀県 草津市)を設立し、すべての原材料の「残留農薬・未登録農薬」、「残留動物用医薬品」、「微生物汚染」等の検査を自主的に実施してまいりましたが、このたび、新たに「日清上海食品安全研究所」を中国・上海市に設立し、中国産の原材料を日本に輸出する際、事前に検査し、合格したものだけを輸入するシステムを採用いたします。これにより製品の安全性をより早くチェックすると共に、生産計画や販売計画に影響を及ぼすリスクを排除します。さらに、当研究所は検査業務の他に中国の資材工場での工程管理および技術指導を行うため、より高品質な原材料を確保することが可能になります。
当研究所では将来、日清食品以外の企業からも検査の受託業務を行い、事業を拡大していく予定です。




(ご参考) 日清食品の食品の安全性に対する最近の取組み
日清食品では、食品の安全性の問題に対し、消費者の視点に立って品質管理体制を整えるために、「食品安全研究所」を新設し、約60名の専門スタッフを配し、製品の品質保証および、新しい分析技術の開発を行っております。
2001年
農薬57種類が一度に分析できる「残留農薬の検査システム(NASRAC-57)」開発。翌年、約300種類の農薬が一括に検査できる「NASRAC-300」を開発、導入。
2001年
「食中毒菌群の迅速一括検査法」の開発・導入。
2004年
「38種類の残留動物用医薬品一斉分析法(NASVED-38)」開発・導入。
当社製品に関係すると考えられる抗生物質5種類、合成抗菌剤27種類、寄生虫駆除剤6種類を分析対象とし、高速液体クロマトグラフ/質量分析計(LC/MS/MS)による定量分析法。
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