日清食品グループ

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2020.09.30 日清食品ホールディングス

お知らせ

グローバルのスタートアップと連携する事業共創プログラム「Food Tech Studio – Bites!」に日清食品グループが参画

日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、スクラムベンチャーズ (本社:米国サンフランシスコ市、ジェネラルパートナー:宮田 拓弥) が主催するグローバルオープンイノベーションプログラム「Food Tech Studio – Bites!」にパートナーとして参画します。

弊社は、1958年に創業者・安藤 百福 (あんどう ももふく) が発明した世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を世に送り出して以来、業界のリーディングカンパニーとしてフードテクノロジーを磨き続け、インスタントラーメンの品質向上や安全確保に絶え間なく取り組んでいます。
近年は、食の進化と再定義がグローバルレベルで加速しており、調理や喫食などのさまざまなシーンにサイエンスが活用されはじめています。
こうした中、弊社では2015年から「Beyond Instant Foods」(即席食品の価値を超えた新たな食文化への挑戦) をスローガンに掲げています。また、2019年10月には社内組織「Beyond Instant Foods Lab」を立ち上げ、安藤 徳隆 (副社長・COO) による陣頭指揮のもと、インスタントラーメンに次ぐ事業の柱を作るべく、新たな食文化の創造を目指してさまざまな取り組みを進めています。
今回、弊社が参画する「Food Tech Studio – Bites!」は、弊社をはじめとするパートナー企業が、フードテック関連のスタートアップと事業共創に取り組むプログラムです。
弊社は、本プログラムに参画することで、日清食品グループが有する既存技術に頼るだけでなく、スタートアップとともに新たな技術や考え方を積極的に取り入れ、食文化のイノベーションを加速していきます。

「Food Tech Studio – Bites!」について

「Food Tech Studio – Bites!」は、弊社をはじめとするパートナー企業が、フードテック関連のスタートアップと事業共創に取り組むプログラムです。オープンイノベーションを通じ、テクノロジーを活用して食分野に新たな価値を創造するとともに、フードロスやプラスチックゴミといった社会課題の解決、環境保護のための植物性たん白の進化などにも取り組んでいきます。

「フードテック」を取り巻く環境について

米国を中心に約10年前からIT関連の人材や資金が食分野へ流れ込み始め、2019年には代替肉や調理家電、デリバリーテクノロジーをはじめとする幅広い領域で、ベンチャーキャピタルによる投資額が150億ドル (約1.6兆円) に達するなど、フードテックはグローバルレベルで大きな盛り上がりを見せています。
さらに、気候変動などの環境被害、フードロス、バイオダイバーシフィケーションといった喫緊の社会課題の解決に向けて、テクノロジーを活用した取り組みが求められていることも、世界中で「フードテック」が注目を集める背景となっています。

「スクラムベンチャーズ」について

数多くのイノベーションが起こり続けるシリコンバレーと東京を拠点として、新しい技術やサービスで世界を変えるアーリーステージのスタートアップに投資を実行しています。企業のオープンイノベーションを支援するスタジオ事業では、アクセラレータープログラム、共同事業創造などを行っています。

会社名 : Scrum Ventures LLC (スクラムベンチャーズ)
代表者 : ジェネラルパートナー 宮田 拓弥 (創業者)
本社 : 米国・サンフランシスコ市
設立日 : 2013年2月
業務内容 : ベンチャー投資事業、新規事業創出スタジオ事業、オンラインプラットフォーム事業
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