お知らせ
日清食品グループの社会貢献活動「百福士プロジェクト」第28弾「知ろう、LGBTのこと。広げよう、レインボーの輪。にじいろShine! プロジェクト」 を2020年12月4日(金)から実施
日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」の第28弾「知ろう、LGBTのこと。広げよう、レインボーの輪。にじいろShine (社員) ! プロジェクト」を12月4日(金)より開始します。
近年、企業の組織活性化やイノベーションの促進のために、多様な人材を組織に迎え入れ、包摂していく「ダイバーシティ&インクルージョン」が重視されており、性的マイノリティ (以下、LGBT*1) を身近な存在として受容し、LGBT当事者が組織の中で能力を発揮できる環境を整備することが求められています。
「百福士プロジェクト」の第28弾「知ろう、LGBTのこと。広げよう、レインボーの輪。にじいろShine! プロジェクト」は、日清食品グループ社員に向けて実施するLGBTに関する正しい知識の習得や、LGBTに対する意識の向上を図るための活動です。
本プロジェクトでは、タレントのはるな 愛さん、NPO法人グッド・エイジング・エールズの松中 権 (ごん) さんを迎え、LGBT当事者ならではの体験談をお話しいただくオンライントークショーを実施します。また、LGBTに関する基礎知識やLGBT当事者に配慮した対応マナーなどをまとめたハンドブックなどの啓発ツールを通じて、LGBTに対する理解を促進するとともに、LGBT支援者「アライ (ALLY)」を増やすための社内環境づくりを推進していきます。
日清食品グループは、これからも多様な社員を受け入れ、個々の能力を存分に発揮できる職場環境づくりに取り組んでいきます。
実施概要
- (1) 名称
- 「知ろう、LGBTのこと。広げよう、レインボーの輪。にじいろShine! プロジェクト」
- (2) 目的
- 社員のLGBTに関する正しい知識の習得および意識の向上
- (3) 実施時期
- 2020年12月4日(金)から
- (4) 内容
- ①オンライントークショーの実施
②社内啓発ツールの制作 - (5) 対象者
- 日清食品グループ全社員
日清食品グループのLGBTに対する主な取り組み
- (1) 方針の策定
- 日清食品グループは、LGBTを含めたあらゆる属性への差別とハラスメントを禁止します。2020年度より、「人権方針」および「就業規則」「臨時従業員就業規則」の服務規律において、その旨を明示しました。
- (2) 理解の促進
- 性的マイノリティに対するハラスメントやアウティング*2をしないなど、LGBTについて正しく理解し、言動を見直すことを目的として、役員を対象に研修を実施したほか、従業員向けにEラーニング動画教材を配信しました。
- (3) 福利厚生制度の整備
- 同性パートナーおよび事実婚の方も、所定の手続きにのっとって会社に申請することで、慶弔金、慶弔休暇、住宅手当などの福利厚生制度が適用されます。
- (4) トランスジェンダー向けの環境整備
- 通称名の使用、採用時エントリーシートの性別欄の削除、性別適合手術を受ける際の失効年次有給休暇の使用、健康診断の個別対応、更衣室・ユニバーサルトイレなどの環境整備を行います。
- (5) 相談窓口の設置
- 当事者および当事者以外の方でもLGBTに関する質問、要望を相談できる窓口を社内外に設置しています。
「百福士プロジェクト」について
「百福士プロジェクト」の詳しい活動内容については、「百福士プロジェクト」のウェブサイト (https://www.nissin.com/jp/sustainability/social/hyakufukushi/) をご覧ください。
*1 LGBTはLesbian (レズビアン、女性同性愛者)、Gay (ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual (バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender (トランスジェンダー、性別違和) の略。
*2 性的指向や性自認について、本人の許可なく第3者へ漏えいすること。