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2006.04.25 日清食品

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日清食品 食品安全研究所 食の安全性確保、リスクコミュニケーション充実化のため 「日清食品 食品安全監査基準」(NISFOS)を拡充し、食品安全監査を強化

日清食品 食品安全研究所食の安全性確保、リスクコミュニケーション充実化のため「日清食品 食品安全監査基準」(NISFOS)を拡充し、食品安全監査を強化

日清食品株式会社(社長:安藤宏基)の「食品安全研究所」では2004年4月に制定した独自の食品安全監査基準「日清食品 食品安全監査基準」(NISFOS:Nissin's Inspection Standards for Food Safety)の拡充を図り、「食の安全性確保」を目的とした品質調査体制を本年4月末より本格的に稼動いたします。

「日清食品 食品安全監査基準」(NISFOS)による品質調査活動について

弊社では、2004年4月に、国内取引先の食品製造工場の監査を行うため「日清食品 食品安全監査基準」(NISFOS)を制定しました。これは、(1)「食の安全管理システム」(2)「総合的有害生物対策」(3)「製造規範」(4)「施設のメンテナンス」(5)「サニテーション」の5つの分野に関して、食品製造工場が遵守するべき基準として定めたものです。
この度の拡充は、更に食品安全監査を強化するため、昨年度までのNISFOSの内容に加え「包装・容器製造工場に対する監査基準」や「原料調査時の基準」、「製造ラインの危害分析に関する基準」等を新たに追加、また、弊社で使用する海外原材料についての「原材料のトレーサビリティについての調査」や、「野菜農場や畜産施設での農薬・医薬品の管理状況調査」、「周辺環境調査」等の調査についても、海外資材工場の安全監査基準と合わせてNISFOSに追加するものです。
これにより、原料素材から加工工程まで、あらゆる分野にまたがる安全性確保の体制を確立し、さらに品質調査活動を強化することが可能となります。

食の安全性確保を目的としたコミュニティーグループの形成

弊社は食品メーカーとして、「食の安全性」に関するリスクコミュニケーションをお客様と深めていく責任があり、そのために必要なあらゆる情報を入手する努力をいたします。
今日の多様化した経済活動の中で、「食の安全性」を確保する事は一つの企業によって達成できる事ではなく、原材料の供給から加工、そして流通に至る様々な分野、あらゆる段階で「食の安全性確保」に必要な処置がとられている事が重要です。
お客様が安心して手にしていただける商品を提供することは、全ての分野の企業に共通の使命だと考えます。
弊社は、NISFOSに基づいた調査活動を通して、弊社製品関連企業とのリスクコミュニケーションを深め、「食の安全性」を追求するコミュニティーグループを形成するとともに、お客様との「食の安全性」に関するリスクコミュニケーションの充実化を図ってまいります。

<ご参考> 日清食品「食品安全研究所」について

2002年6月に設立した弊社「食品安全研究所」は、約60名の専門スタッフで構成され、最新の科学的分析データによる「品質保証活動」と、食品の原材料から製造工程までの様々な問題を調査する「品質調査活動」を主な業務としています。
また、消費者視点に立った「安心・安全への取り組み」姿勢を守るため、また、他の部門とは異なった視点で、独立性と迅速性を持った調査を行うため、社長直轄部門としています。
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