CROSS TALK 02研究開発(上司×キャリア採用部下)
日清食品のあらゆる「味」を作る食品開発部。一番の強みである麺のほかにも、具材、包材、香料、調味料、機械、冷凍チルドなどあらゆる分野のプロフェッショナルが研究開発を行っています。入社して29年目の上司と、他社での経験を経てキャリア入社した2人が語り合いました。
PROFILE
-
ATSUNORI NAITO
内藤厚憲
日清食品HD㈱ グローバルイノベーション研究センター
食品開発部 食品開発室 フレーバー開発G
2014年キャリア入社香料メーカーから転職。入社の決め手は挑戦する社風の中で付加価値の高い基礎研究、香料開発をしていきたいと感じたため。
-
ATSUSHI TAKAOKA
高岡 敦司
日清食品HD㈱ グローバルイノベーション研究センター
食品開発部
1990年新卒入社新卒で入社して29年。入社の決め手は関西に基盤のある食品メーカーで知名度が高く、今後も成長する企業だと感じたため。
-
KOHEI YAMAUCHI
山内 講平
日清食品HD㈱ グローバルイノベーション研究センター
食品開発部 食品開発室 調味料開発G
2017年キャリア入社大手調味料メーカーから転職。入社の決め手は他社にない独自性と圧倒的な製品開発力・市場提案力を持ったリーディングカンパニーであること。
Q. 01Q1.上司と部下の関係は?
- みんなが話しかけやすい雰囲気を作れるように、できるだけにこやかに過ごしているけど、どうだろう。
- オンでもオフでも頼れる上司です。オンのときは厳しく強い信念を持っていらっしゃいますよね。また、たとえ考えが及ばないところがあって厳しいご指摘をうけてもその場だけで、後に引きずることがありません。悩みにも真摯に耳を傾けてもらっています。オフは一緒に飲みに行ったり、野球をしたり楽しく過ごさせていただいています。
- 確かにオンとオフははっきりしていますよね。飲むときの高岡さんは一切、仕事の話はしません。オンのときは厳しいですが、思いついた研究テーマについて、やりたいという意志を持ってしっかり伝えれば自由にチャレンジさせてもらえます。
Q. 02キャリア採用の社員は、
どんなふうに活躍している?
- キャリア採用で入社する人は、前職でコツコツと経験を積んだ“その道の専門家”だと感じます。山内さんは調味料の、内藤さんは香料の専門家。必要なものの作り方から設備、コスト計算まで全部把握しており、本当にすごいと感じます。その知識があるから、この2人には人がついてくるのでしょう。ほかにも具材、包材、機械などさまざまな分野のプロフェッショナル集団がthe WAVEには揃っています。
- 新しいエキスを使ってスープを創りたい、こういう原料・材料でこれを創りたいといった、やりたいことをやれる環境が整っていると感じています。また、同じ方法だけを突き詰めて考えるだけでなく、難しかったときには立ち戻り、別のやり方を試すこともしやすい会社です。また、業務は個人の裁量に委ねられ、調整が非常にしやすいですね。
- 私は香料の専門家として、試作品を評価し、足りない香りについてアドバイスを求められることがよくあります。やる気がある人の周りには、いろんな人がどんどん集まってくるんですよね。それぞれの専門力を合わせて、さまざまな研究テーマにチャレンジしていきたいです。
Q. 03日清食品ならではのやりがいは?
Q. 03日清食品ならではのやりがいは?
- ものづくりをするDNAがあるところです。会議中にCEOから「こういう面白いことはできないのか」といったように、直接呼びかけられることもあります。開発の人間にとっては非常に嬉しく、やりがいのある環境ではないでしょうか。
- 前職はBtoB向けの調味料を中心に作っていたので、こうやって市場に出る製品を見ながら仕事ができるというのは大きなやりがいにつながっています。また、積極的に挑戦する人には誰もが、自身の分野の専門知識をもとに手を貸してくれます。挑戦する人、前へ進む人には会社全体が興味を持って協力してくれています。会社自体が挑戦し続けている、これは仕事をする上で非常に優れた環境だと思っています。
- 商品開発の人と一緒に自社内で開発に携われるのは大きなやりがいですね。前職では自分が作った香料がどのように使われるか、見ることはできませんでしたので。自社内に香料を開発するグループがあるだけに「こういう香料が欲しい」と言われて3時間程で仕上げて提出することもしばしば。想像を上回るスピード感に刺激を受けています。
Q. 04今後の目標を教えてください。
- 即席麺と本物のラーメンとの一番の違いはスープだと考えています。味のベースになる調味料の専門家として、少しでも本物に近づけるよう努力をしたいですね。また、消費者の健康志向に応えうる調味料の開発にも力を入れたいです。
- 私は香りについての知識や技術をさらに高め、ゆくゆくはその分野でドクターを取りたいと考えています。ものづくりは経験してきましたが、基礎研究のための知識や技術はまだまだ足りないので優先的に高めていきたいと思います。社外の専門家とも高いレベルで議論することによって新しい研究テーマを考えていきたいです。
- 自分は若い頃、毎日「明日こそ作ってみせる」「このテーマでこんなことがしたいんだ」と思って出勤していました。新しい技術や商品は、そういう環境でこそ生まれると考えますし、そういう人が集まったら、ドアを開けた瞬間から空気が違うはずです。いろいろなところで花が咲くような組織を作っていきたいと考えています。
OTHER TALK
JOB CATEGORY
現在募集している職種をご紹介しています。