CROSS TALK 03

CROSS TALK 03 研究開発(上司×キャリア採用部下)

日清食品の中枢とも言える生産部。工場製造ラインを正常に稼働し、全国に製品を送り届けるためのオペレーション・管理業務には、他社にはない特徴があります。工場運営を経て生産部に異動した上司と、キャリア採用で生産部に配属された部下が語り合います。

PROFILE

  • CHIKANORI TOYOSHIMA

    CHIKANORI TOYOSHIMA

    豊島 史識

    日清食品HD㈱ 生産部
    1996年新卒入社

    新卒で入社して23年。入社の決め手はモノづくりの強さ。工場のオペレーションという意味だけではなく、設備や商品設計なども含めて商品に関わりたいと思ったため。

  • KYOHEI ABE

    KYOHEI ABE

    安部 恭平

    日清食品HD㈱ 生産部
    2015年キャリア入社

    大手乳製品メーカーから転職。入社の決め手はクリエイティブなイメージがあり、チャレンジできる環境があると感じていたため。

Q. 01日清食品の製造現場や生産部の優れているところは?

Q. 01日清食品の製造現場や生産部の
優れているところは?

CHIKANORI TOYOSHIMA
一般的に、工場のオペレーターはボタンを押すだけの仕事と思われていることも多いようです。ただ日清食品の場合はまったく違います。そのエリアを任される担当責任者として、清掃から機械の部品購入、修理まですべてを担当します。研修やジョブローテーションを通して、工場単位で電気や機械のメンテナンスができるようにステップアップしていけるというのは、他社にないメリットだと思います。海外に行けば、現地の文化を踏まえて工場運営する必要があり、さらにスキルアップすることも可能です。
KYOHEI ABE
確かにそうですね。前職ではオペレーションを行っていましたが、豊島さんがおっしゃるように保全チームは別にありました。部品交換や軽微なトラブルは自分たちで対処しますが、電気系統のトラブルは彼らを呼んで対応してもらう形です。ただのオペレーションではなく、よりチャレンジできる環境に行きたい、と思ったのは転職を考えた大きな理由でしたね。

KYOHEI ABE KYOHEI ABE

NISSIN

Q. 02仕事のやりがいは?難しさは?

KYOHEI ABE
裁量権が非常に大きいことですね。設備投資においても、任せてもらえる規模や重要度は桁違いです。金額だけでいえば前職の10倍以上になることもあります。とはいえ当初は戸惑うことばかりでした。キャリア採用で工場でのオペレーションを経験せずに生産部に配属されたので、社内で使われる略語がまったくわからない。受験勉強のときのように単語カードを作って、通勤電車のなかでずっと勉強していました。
CHIKANORI TOYOSHIMA
工場は「目標の数が作れて当たり前」だとみなさん思っています。ただ、目標を達成するためには年間計画に基づいて、きっちりとオペレーションをするだけでなく、メンテナンスや修理といった保全業務を行う必要があります。新しい設備を導入するにしても生産ラインを止めることになりますから、1時間でも早く製造を再開できるよう努力します。「当たり前を維持する」ことがやりがいでもあり、難しさでもあると思います。

CHIKANORI TOYOSHIMA CHIKANORI TOYOSHIMA

NISSIN

Q. 03キャリア入社する人、受け入れる側。
良かったことは?

KYOHEI ABE
日清食品に入社して、物事を「考える力」が備わったと思っています。前職では聞きたいことはすぐに相談していたのですが、日清食品に入社してから「どうしたいのかを自分なりに考えてから相談をしてくれ」と返されるようになりました。たとえ筋違いでも意見を言うことを評価してくれる環境があるんですね。だからこそ、チャレンジもできるのだと考えています。
CHIKANORI TOYOSHIMA
そういう文化は確かにあるね。他人事ではなく自分自身が考えてから話すことで、上司や周りを動かす説得力が生まれるんです。
キャリア採用の人を受け入れる側としては、いろいろな経験を持っていて、自分たちが知らなかった知識や経験を共有してもらえることが非常にためになっています。設備のこと、オペレーションの仕方、日報など、現状をより良くする判断材料をもらえる。内部からはわからない、別の現場を知っているからこその強みだと思います。

CROSS TALK 03 本社生産部(プロパー上司×キャリア採用部下) CROSS TALK 03 本社生産部(プロパー上司×キャリア採用部下)

NISSIN

Q. 04これからの目標は?

KYOHEI ABE
まずは工場の製造現場に行きたいですね。実際に機械に触れ、ものを見たり触ったりしないとわからないことも多いと思うので。そして、実際に自分も作れるようになったら、次のステップとして海外に行きたいです。いずれは工場をテーマパーク化したい、無人化したい…、と夢は尽きないのですが。
CHIKANORI TOYOSHIMA
安部さんは生産部での知識があるので、現場のオペレーションを知ればもっと上に上がれる人だと感じています。ぜひオペレーションを身に着け、生産部門を代表する人材になってほしいですね。私自身は、今までは所属していた関東工場を一番いい工場にしようと思って頑張ってきましたが、生産部に異動したので、工場だけでなく他部署を巻き込んで、日清食品全体をいい会社にする、ということを考えています。
CROSS TALK 03 本社生産部(プロパー上司×キャリア採用部下)

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