第17弾 2016年12月〜
快★段★セブンサミット踏破プロジェクト
国連の報告によると、世界では約8億人、およそ9人に1人が飢餓に苦しんでいます。特に深刻なのは子どもの飢餓で、世界中の子どもの4人に1人、途上国では子どもの3人に1人が慢性的な栄養不良に見舞われています※。また、日本の子どもの貧困率はOECD加盟国の中でも高い水準にあり、約6人に1人の子どもが貧困状態にあります (厚生労働省調べ)。
第17弾となる「快★段★セブンサミット踏破プロジェクト」は、社員の健康増進と飢餓や貧困に苦しむ子どもたちへの支援をマッチングさせた社会貢献活動です。日清食品グループの従業員200名が上った階段の段数を「高さ」に換算し、この「高さ」がセブンサミット (世界七大陸最高峰) 各峰の標高に到達するごとに寄付金20万円を積み立てていきます。さらに、実施期間内 (6ヵ月間) にセブンサミット全7峰を踏破できた場合は、寄付金100万円を追加します。積み立てた寄付金は、国連の食糧支援機関である国連WFPの「学校給食プログラム」へ寄付し、飢餓に苦しむ地域の子どもたちの学校給食支援に役立てられます。
参加者が日々積極的に階段を上った結果、目標期間より7週間も早い19週目でセブンサミットを踏破し、合計240万円を国連WFPの「学校給食プログラム」へ寄付しました。また、本プロジェクトの参加費 (1人当たり1,000円) は、子どもの明るい未来を実現するための事業資金として、「子供の未来応援基金」(事務局: 内閣府、文部科学省、厚生労働省、日本財団) へ寄付しました。
- ※"Prevalence and trends of stunting among pre-school children", Public Health Nutrition, 2012