日清食品ホールディングス株式会社 情報企画部 2013年入社
加藤 久織
※社員の所属は取材当時のものです。
- THEME 01 -
入社時の目標と現在の仕事
品質の高い「食」を
グローバルに展開する
スケールに惹かれた
大学では、英語を使ってビジネスを学び、海外事業を展開している日清食品に興味を抱きました。食は人が生きる上で欠かせない要素です。日清食品は、海外のどこにいても同じ品質のものを食べることができる、簡便性と安全性の高い製品を展開しています。そんなメーカーは他にないと思えたことが、入社の決め手になりました。
入社後は、北海道での国内営業を4年担当したのち、「海外トレーニー制度」に手を挙げ、米国日清でコーポレートマネジメントに挑戦しました。実際には日清食品ホールディングスとの情報連携や損益計算、輸入窓口業務などを担いました。現在は、情報企画部で社内システムの運用・改善業務を担当しています。運用業務では管理会計システムに関する社員からの問い合わせ対応を行い、改善業務では「必要な情報が加工作業無しで出力できる状態」を目指し、海外現地法人の販売・財務データを一元化したデータベースの構築を進めています。いずれも現部署に来る前は経験のない仕事でしたが、苦手意識を持たず、触りながら覚えていくということを意識して日々吸収しています。
入社後は、北海道での国内営業を4年担当したのち、「海外トレーニー制度」に手を挙げ、米国日清でコーポレートマネジメントに挑戦しました。実際には日清食品ホールディングスとの情報連携や損益計算、輸入窓口業務などを担いました。現在は、情報企画部で社内システムの運用・改善業務を担当しています。運用業務では管理会計システムに関する社員からの問い合わせ対応を行い、改善業務では「必要な情報が加工作業無しで出力できる状態」を目指し、海外現地法人の販売・財務データを一元化したデータベースの構築を進めています。いずれも現部署に来る前は経験のない仕事でしたが、苦手意識を持たず、触りながら覚えていくということを意識して日々吸収しています。
- THEME 02 -
日々の挑戦
チームの支えがあって
育児との両立を実現している
情報企画部に来る前からデータ分析を得意としており、営業時代もデータに基づいた提案で取引先から評価を頂いていました。米国日清から帰任後は、事業推進部で海外事業会社と本社の橋渡しや、業務サポートを行うことで、海外と国内のデータ連携の大切さを実感し、スムーズなデータ活用を設計・推進する側になりたいと考えました。
また、情報企画部を希望した背景には、ライフイベントの変化もありました。2020年に子どもが生まれたことで、国内に拠点を持ちやすい情報企画部で働くことが、家族にとっても理想的な選択になりました。3か月の育児休業を取り、復帰後は9時~18時勤務の働き方を続けています。時間的な制約がある中で、新しい分野の知識をつけていくには周りの協力が不可欠でした。わかることとわからないことを整理して教えてもらいながら、18時以降に稼働する可能性のあるプロジェクトには他のメンバーに入ってもらっています。さまざまな調整をしてもらい、育児とのバランスがとれた働き方ができているのは、とても恵まれた環境だと思っています。
また、情報企画部を希望した背景には、ライフイベントの変化もありました。2020年に子どもが生まれたことで、国内に拠点を持ちやすい情報企画部で働くことが、家族にとっても理想的な選択になりました。3か月の育児休業を取り、復帰後は9時~18時勤務の働き方を続けています。時間的な制約がある中で、新しい分野の知識をつけていくには周りの協力が不可欠でした。わかることとわからないことを整理して教えてもらいながら、18時以降に稼働する可能性のあるプロジェクトには他のメンバーに入ってもらっています。さまざまな調整をしてもらい、育児とのバランスがとれた働き方ができているのは、とても恵まれた環境だと思っています。
- THEME 03 -
成功体験
問い合わせ傾向を可視化して
業務効率の改善を推進
私が担当しているのは、社内の管理会計システム関連の問い合わせサポートです。日々、社員から問い合わせが寄せられるのですが、その個別対応に多くの時間が割かれていました。そこで、質問内容を可視化し、経年で分析することで、どの部門からどのような質問が多いかの傾向を明確にしました。問い合わせの多い部門に対して特定の内容の知識を提供することができれば、双方の業務効率が改善します。そこで、システム部門未経験のユーザ寄りの社員であることを活かして分かりやすい言葉で資料を整えて提供するなど、具体的なアクションへと繋げることができました。これからは、問い合わせ対応の記録も活用して、さらに社員の皆さんが早期アクションに繋げられるための対策を検討していきたいと考えています。情報企画部での運用業務にかかる時間を減らすことで、より良い仕組みを企画する時間を増やしていきたいです。
他にも、国内外のデータを一元管理するシステム構築を推進することも私の仕事です。これまでは、「この製品はこの国でどれだけ売り上げているのか」といった海外データが一元管理されておらず、現地法人から送られたデータを手作業で入力してまとめていました。経営戦略立案に向けたレポート作成の際も、まずデータを集めて加工することに時間とパワーが取られていました。現在は、国内外の必要なデータをすぐに取り出せるようなデータベース構築へと動き出しています。検索が容易になり、加工作業の手間暇が省ければ、戦略を考えること自体に集中してリソースを使うことができ、事業全体の伸びに貢献できると考えています。
他にも、国内外のデータを一元管理するシステム構築を推進することも私の仕事です。これまでは、「この製品はこの国でどれだけ売り上げているのか」といった海外データが一元管理されておらず、現地法人から送られたデータを手作業で入力してまとめていました。経営戦略立案に向けたレポート作成の際も、まずデータを集めて加工することに時間とパワーが取られていました。現在は、国内外の必要なデータをすぐに取り出せるようなデータベース構築へと動き出しています。検索が容易になり、加工作業の手間暇が省ければ、戦略を考えること自体に集中してリソースを使うことができ、事業全体の伸びに貢献できると考えています。
- THEME 04 -
これからの挑戦
各部門の業務に近いからこそ
戦略立案にも貢献できる
グループ全社で考えた際、今でもシステムやデータを介して行われる業務は多くありますが、今後10年以内には一層加速することが予想されます。その時に情報企画部は社内のナレッジが蓄積され、さまざまな部門が戦略を立案することをサポートする部署として重要な役割を担うようになると確信しています。問い合わせ対応のように地道な作業を要する仕事もありますが、そうした業務に誠実に向き合うことが部門との信頼関係構築に繋がり、さらにデータから見える傾向分析を重ねていくと部門が抱える本質的な課題も見えてきます。「部門の業務に限りなく近い」からこそ、戦略や改善活動に現実味が帯びてくる。これが日清食品の情報企画部の面白さだと思っています。だからこそ、一つひとつの仕事が自分の、そして会社の将来に繋がっていると考え、ポジティブに目の前の業務に向き合っていきたいと思っています。
また、業務と並行して取り組んでいるのが、ダイバーシティ委員会での活動です。「ファミサポ@Nissin」というプロジェクトメンバーとしての活動を通して、親になる社員への支援や制度改革を行っています。育児休業を取得した当事者として、家族の時間を大切にしたいという人を、部署やチームを横断して支えていく環境を作っていきたいと考えています。育児休業での実体験を社内で共有し広げることで、希望すれば誰もが育児休業を取得でき、キャリアアップも望める会社にしていきたいです。
また、業務と並行して取り組んでいるのが、ダイバーシティ委員会での活動です。「ファミサポ@Nissin」というプロジェクトメンバーとしての活動を通して、親になる社員への支援や制度改革を行っています。育児休業を取得した当事者として、家族の時間を大切にしたいという人を、部署やチームを横断して支えていく環境を作っていきたいと考えています。育児休業での実体験を社内で共有し広げることで、希望すれば誰もが育児休業を取得でき、キャリアアップも望める会社にしていきたいです。
CAREER
オンリーワンの
キャリアを駆け抜ける
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2013年
4月〜(入社1年目)営業担当として1年目には北海道支店に、3年目には帯広出張所に勤務。自分本位の提案で失敗を重ねながらも、取引先の立場を考えてコミュニケーションをとる大切さを学んだ。 -
2017年
4月~(入社5年目)「海外トレーニー制度」に手を挙げ、1年間米国日清にて勤務。新製品販促企画の収益性の検証や、日本からの輸出製品の管理を担当。関係部署との連携を重ね、人に支えてもらえることのありがたさを実感した。 -
2021年
4月~(入社8年目)米国でも経験した収益性分析の考え方や、得意とするデータ分析のスキルを活かし、「海外現地法人の販売・財務三表の統一レポート化」を推進した。 -
5年後国内外の事業会社で管理されている各種データを標準化・統一し、分析できる基盤を整えていく。
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10年後国内外事業会社におけるデータの自動連携により、最適な経営判断を迅速に行うための情報を、人の手を介さずに進める。ニーズに合った経営指標を定義し、定期的に発信していけるような仕組みを構築していく。